【実録】フィリピンでウニを求めて
こんにちはSHOです
みなさんは海外旅行の際に日本料理が恋しくなったりしませんか？
結構私の周りにはそういった方が多いみたいでそんな友人と日本料理店にたまに行ったりするのです
たまたま行った定食屋さんで生ウニ丼を食べました
そこで食べたとっても美味しくて感動してのですが、それと同時にフィリピンにも生のウニが流通してるんだ！と驚きました
そんな訳で何処で買えるんだ？ということでウニを買える場所を探す事にしたのです
まずは情報収集！フィリピンのウニについて調べる
まずはローカルの友人にウニが何処で買えるか聞いてみました
そもそもウニを知らない人がほとんどでウニ丼の写真を見せてもわからないみたいです
今となってはフィリピンでも寿司ブームになってる為、生で魚介類を生食する人が増えてはきてますが刺身や握りを食べるのは富裕層の一部であり一般層では寿司と言うとカルフォルニアロールの様な裏巻きが主流
やっぱりウニを食べる習慣があまりないので知らない人が多いみたいですね
なのでGoogle先生に聞いてみました
「フィリピン ウニ」で検索してみると出てくる情報はほとんどなく出てきてもフィリピンでウニが食べられるお店の情報ばかりで売ってるお店の情報は出てきませんでした
某知恵袋で気になる質問を見付けました。
Q,先日フィリピンのマニラのレストランでウニを食べました！（省略）マニラでウニを売ってるスーパーはありますか？
という質問です。これを見た瞬間私は『あ！同じ境遇の人見付けた！』とベストアンサーを心躍らせながら開きました
A, マニラには30年通ってます（ドヤ！ フィリピンのウニ美味しいですよねぇ～。私も30年フィリピンに通ってる身なのですが（ドヤ！ スーパーでは見た事ありませんねぇ～。30年通うなかで（ドヤ！ 〇〇ってお店のウニ丼が絶品ですよ！他にウナギだったら〇〇がいいし、〇〇って店の天ぷらもなかなか旨いっすよぉ～（大幅に省略）・・・多分フィリピンでウニは買えないっすよ30年通ってますけど（ドヤ！ 売ってる所見た事ないですもん。あるとしたら田舎の市場ですかかねぇ～
・・・おいおい
なんだこのおっさん。笑
かなりの長文読んだ結果、何一つわかってないじゃねぇか！笑
ただ、田舎の市場ってのは私の中では盲点でした確かに飲食店なら市場から仕入れをしてるだろうし意外と市場を狙ってみるのはありかな？と思います
市場と聞いて思い浮かんだシーサイドマーケット
市場と聞いて私がまず思い浮かんだのは以前買い物しに行った事があるシーサイドマーケット
ここでは購入した魚介類をそのまま調理してもらえるダンパと呼ばれるスタイルのローカルマーケットです
シーサイドマーケットの場所などは記事を参照ください
ここはバクラランマーケットの目の前にあり少し危険ではありますがかなり楽しめるスポットですのでオススメです
前回は海老を目的に来たので見逃してる可能性があると思い、市場の店員にウニの画像を見せて回りましたが皆、画像を観ても「なんだこりゃ？」的なリアクション
しかしここで私はウニを見つけることは出来ず店員に他に魚介類置いてる市場はあるか？と聞いてみたらいくつか教えて貰ってたので私はシーサイドマーケットを後にしました
そもそもウニって何て言えば伝わるの？
ところでウニって英語やタガログ語ではなんていうの？
これがわからないと市場で店員さんに聞けないですもんね
私の優秀な道案内であり英語の先生でもあるGoogle先生にさっそく聞いてみました
ウニは英語でSeaUrchin"シーウーチン"タガログ語だとSalungo"サロンゴ"だそうです
早速覚えた単語を武器に名前だけ聞いた市場へ向かってみました！
マニラ最大の市場カルティマールマーケットに行ってみた
シーサイドマーケットの店員に名前だけ聞いたカルティマールマーケット
ネットで調べるとマニラ最大の市場だそうです。それならまずはここに行くのが良いだろうと思いパサイにあるカルティマールマーケットに向かいました
マカティからだと車で10分程度カルティマール通り周辺にたくさんの専門店が並んでますので詳しい場所などは上記記事を参照ください精肉、鮮魚、野菜や果物をはじめ、衣類や調理器具、日用品まで生活に必要な殆どの物が揃いそうです
ここならウニを見つけられるかもと心踊らせて探索しました
さっそく鮮魚コーナーへ向かい私の自慢の流暢な英語で
「ハーイ！ドゥーユーセール シーウーチン？」
と尋ねるも店員から返ってくる返事は
「What is sea urchin?」
英語では伝わらないのならタガログ語ならと思い
「オー！ソーリー！シーウーチン イズ サロンゴ！アーユーセール？」
と聞いても全く伝わってる気配がない
ウニが黒くてトゲトゲしている物だと伝えたくて
「シーウーチン イズ メニメニ ブラックニードル！」
と流暢な英語と強めのボディランゲージで伝えるも店員は笑いながら
「Hahaha!Blackneedle？」
「イエス！メニメニブラックニードル！アーユーセール？」
私のボディランゲージが面白かったそうで店員さん大爆笑
もしかしたらウニを知らないんじゃないかと思いその場でスマホでウニの画像を検索しその画面を見せながら
「ドゥーユーノウ シーウーチン？」
と訪ねてみると
「Oh!! UNI? OK! UNI!」
え？ウニってUNIなの？笑
それならあそこの店に少しあったはずよと教えて頂き無事発見することが出来ました
きっとウニを食べるのは日本人だけなのでしょう
フィリピンでもウニはUNIで通じました！
教えていただいたお店に行くとタッパにパンパンに入ったウニがありました
ここは他にも生のマグロやあさり等も扱っており明らかに日本料理屋の仕入れを意識した品揃えとなってました
ちなみに余談になりますがマグロは背身ばかりが並んでるので腹身のトロは飲食店の方が買い占めてるのかなと思いました
今回はウニが目的なのでウニだけを購入しましたが、次回マグロは購入してみようと思います
ウニを買って食べてみた
この日の値段は１パック420PHP
日本円にすると1000円しない程度の金額。パッとみる限り500g以上入っているので日本なら品種にもよりますが末端価格１〜３万円程度になるでしょう
かなりリーズナブルに購入することが出来ました
日本では型崩れ防止と日持ちさせる為にミョウバンを添加して固めますが
フィリピンでは海水で洗うだけなので苦味などもなく甘くクリーミーなウニを食べる事ができます
味に関しては文句なしの一言
たまに居るウニが嫌いな方って大抵は添加されたミョウバンのエグみや苦みが苦手だったりしますよね
日本と違いミョウバンを添加してないのでエグみ等は全くないので苦手な方も召し上がれると思います
そのぶんウニの身が崩れてるので見た目が悪いのは残念
今回はコンビニで買った白米と醤油、市場で買ったウニでウニ丼を手作りしました
本当は海苔と大葉が欲しいけど、まぁフィリピンでこのクオリティを家で食べれたら正直大満足です！
まとめ
【実録】フィリピンでウニを求めて はいかがでしたでしょうか？
- ウニは実はフィリピンでもウニ
- 某知恵袋は意外とあてにならない
- 30年の知識は頼りない
これが今回の学びでございます！笑
かなり苦労しましたが無事にフィリピンでウニを手にいれる事ができました
みなさんもマニラに来られた際はウニを食してみてください
