いきなり二重生活

小卒事業主の海外雑記

【完全攻略】フィリピンって危ないの?想定出来るトラブルと回避策

こんにちはSHOです

 

私は知人を連れてマニラに行く事が多いのですが初めての方にいつも聞かれるのは

『セブと違ってマニラは危険って聞くけどどうなの?』

という質問です

 

私もマニラに行くまでは東南アジアでマニラは危険と聞いてたので東南アジアを色々旅行した際も避けてました

やはりイメージとして"危険で治安が悪い"というのは世の中に定着してる気がします

確かに色々な方のブログや雑誌なんかにも"セブは観光地だから安全だけどマニラは危ない"と紹介されてたりしますし旅行先で第一候補にはなかなか上がりにくい土地ですよね

 

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今回は実際に東京とマニラを往復する中で感じた事を記事にしてみようと思います

渡航の方は是非参考にしてみてくださいね

マニラは危険なの?

まず個人的な意見になりますがあまり危険は感じません

これは近隣諸国と比べて特に危険度が高いとは思わないという意味です

 

外務省の公式ホームページで渡航先各国の危険度が公表されています

例えばアジアですと女性に人気のタイやバリ島、アンコールワットで世界中から旅行者が来るカンボジア、治安が良いと言われてるシンガポール等ほとんどの国は危険レベル1となってます

海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報

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こちらがフィリピンの危険地域のマップ

要するにマニラが危険ならセブ島もボラカイ島も同じ位危険って事になりますね

安全安心な旅行先とは断じて言いませんが、個人的には観光地されたセブやボラカイの方が現地の人が平和ボケした日本人観光客に慣れているので危ないなと私は感じます

 

なぜマニラは危険なイメージがあるのか?

周りの国や島と比べなぜマニラだけ危険なイメージがあるのでしょう?

試しに"マニラ ブログ"で検索を掛けてみてください

  • 銃社会
  • ドラッグ
  • 夜遊び
  • ギャンブル

色々な記事を読んでみたりすると結構このような印象を受ける事多くないですか?

私も初めてフィリピンに行く時にカジノで37人が射殺された銃乱射事件があったばかりだったので、治安について調べたくて色々な方の旅行記などを読み漁りましたがそのほとんどがオジサマ達の夜遊び記録ばかり

 

私のブログも某ランキングサイトのフィリピン旅行のカテゴリーで上位にランクインさせて頂いてますが、上位ブログの大半はオジサマ達の夜遊び記録のブログです

やはりかなりの需要があるようでマニラと言えば夜遊びというイメージが定着してるようですね

基本的には危なそうなエリアに行かなければ危なくありません。

大先輩のオジサマ方が体験した危ない経験談などはほとんどが【女、酒、賭博】に関わるトラブルです。

 

マカティやBGC等、外国人が多く住むエリアならとても治安もよく安全に滞在出来ると思います

 

やはり現代はネット社会ですのでこのような情報が目に入りやすいのでしょう

 

なぜセブ島はイメージがいいの?

こちらも同じように"セブ島 ブログ"で検索してみてください

上位に出てくるのは旅行代理店の観光スポット紹介の記事

  • 海が綺麗
  • 語学留学
  • 女子大生が水着でイェーイ!
  • 格安ビーチリゾート

といったイメージが強いですよね

結構旅行会社のPR記事が上位に上がってくるので企業によるイメージ戦略の功績と言うべきでしょう

 

しかしセブにも夜遊びスポットやクラブ等もありますし、危なそうなエリアにいけばやっぱり危ないのが現実です

観光客慣れしてるローカルも多いので日本語を話せたりするフィリピン人も多く言葉巧みに近づいてきます

知らない土地で言葉巧みに『ワタシ、ニホンニスンデマシタ!』なんて話しかけられたらついつい油断しちゃいますよね?

 

正直、私の友人談ですとマニラよりセブやボラカイ等でトラブルにあった方のほうが圧倒的に多いのが現実です

 

実際の治安はどうなの?

実際にフィリピンと二重生活をしている私が思う治安について書いていきたいと思います

実は親日国で世界で一番日本人が殺害されているのはフィリピンだったりします

しかし格安でヒットマンを雇える為首謀者は日本人のケースがほとんど、日本人が日本人を海外で殺害する事件が多いのは色々闇を感じますよね

先日もセブ島で日本人在住者が射殺された事件がありましたが案の定首謀者は日本人でした

 

観光中に気を付けるべき巻き込まれやすいトラブルはスリとぼったくり、薬物強盗等です

これに関してはアジアのリゾートを楽しむなら必ずと言っても良いくらいポピュラーな話です

セブやボラカイ等の観光地に行くと、観光客に慣れた客引きやドライバー等が多いのでマニラと比べて手口も巧妙だったりします

知らない土地で日本好きと名乗る現地人に日本語で話しかけられると警戒も解けちゃったりしますよね?

想定できるトラブルとその回避策を紹介しようと思います

ぼったくりタクシー

まずは遭遇率100%のぼったくりタクシー

これに関しては遭遇率100%です。大切な事なので2回言わせてもらいました

初めての国だったりすると物価の違いや交通費の相場がわからなかったりするので気付かない人も多いのでは?

 

大抵は空港のタクシー乗り場に待ち構えてる親切な客引きは大抵ぼったくりタクシーだったりします

相場の5倍近い料金で定額でホテルに連れていってあげるよ!といった親切なおじさんや

目にも止まらぬスピードでメーターが回転する改造タクシー

空港の両替所で両替したばかりなのを狙い、お釣りがないと言い張るタクシードライバー等

かなりバリエーション豊かなサービスを受けることができます

 

www.travelerph.com

 

上記の記事では実際に私が遭遇した恐怖のフィリピンタクシーを紹介してます

フィリピンに限らずインドネシアやタイ等、初めて東南アジア圏に行かれる方は一読しておくと非常に役に立ちますし、基本的に身をもって経験するスタイルはおすすめしません。笑

配車サービスのGradを使うとドライバーもしっかり管理されてますので安心に使えるかと思います

 

www.travelerph.com

 

Grab App

Grab App

  • Grab.com
  • 旅行
  • 無料

 

特にセブでは観光客慣れしたドライバーや客引が多いので日本語で話しかけてくるドライバーに安心しがちですが、もれなく全員ぼったくりなので気を付けて下さいね

私もセブでなかなかGrabが捕まらず仕方なく乗車したタクシーがメーターを改造したタクシーだった事があります

まるでスロットをしてるかと錯覚する位、メーターが高速回転するので皆さんもご注意してくださいね!笑

 

 人混みやジプニーでのスリ

こちらも注意が必要ですね

特にリゾート地ですと観光客丸出しなファッションをしがちなのでローカルなエリアに行く際はオシャレはほどほどにしましょう

お金持ってないから大丈夫!とこちらが思っていても外国からリゾート満喫しに来た旅行客はローカルに比べてとてもお金持ちです。

持ってるか否かよりも周りからどう見えてるかが大切です

例えば1000円という金額は現地では1日の賃金より高いのです

リュックサックやトートバックは避けコンパクトなボディバッグを前掛けにするのがおススメです。

 

私はローカルなエリアに行く際は、パスポートや財布は持たずその日使う分の現金と万が一なにかあった時の為のクレジットカードを裸でボディバッグに別けていれ、行動しています

 

ローカルなエリアにちょっと冒険してみたい方は、可能ならその土地に慣れた地元の友人に案内してもらうか、ガイドにチップ渡して連れてってもらいましょう

これに関してはマニラよりセブの方が遭遇率は高めです

 

あと笑えない笑い話なんですが

スマホの盗難がとても多いんです

観光地に行くと自分も写り込んで写真撮りたいですよね?

そんな時に日本なら、周りの人にスマホ渡して写真撮ってもらったりすると思うのですが、これはフィリピンだけではなく、海外旅行中はしない方が得策です。

写真を撮ってもらおうとスマホを渡してポーズをキメてたらスマホを持って走って逃げられたなんて事も沢山あり、私の知人でも2名被害にあってます。

正直、その現場の絵面を想像したらシュール過ぎて笑ってしまいますよね

 

特にアジア等、日本よりも物価の安い国では賃金的にスマホを新品で買えるローカルは少なく例えばiPhoneを新品で買うとしたら給料数ヶ月分の値段だったりするのでフィリピン人のSNSを覗くと新品のスマホを購入したら綺麗に加工されたスマホの写真がタイムラインを賑わします。笑

要するに自慢したい程高価な物という事ですね

 

物価が違うとその物の価値も違うので私達の金銭感覚と違う事を理解しましょう

例えば日本に来た外国人のカメラが売れば150万円になる代物だったとします。

それを相手はあなたに渡し、離れた所でポーズを決めてたとしたら?

あなたが盗るかどうかではなく、同じシチュエーションの中で盗る人がいる事も簡単に想像出来ますし、そんなシチュエーションを作り上げたとしたら盗られてしまうのも理解できますよね

 

セブやマニラには露店商が沢山あり、夜になると闇市が開催されてたりします

以前、私もフィリピン用のSIMフリー携帯が欲しくて、フィリピンの友人にどこで買えばいいのか聞き、案内してもらった闇市には日本語や韓国語、中国語で表示されたiPhoneやAndroidのスマホが沢山並んでます。

『これは盗品か?』と商人に尋ねると「いや、日本人向けのスマホだぞ!」と返答されました

まぁ間違いなく盗品だと思うので購入しませんでしたが、この様な被害はかなりの数があるんだなと再認識しました。

 

www.travelerph.com

 

写真を撮る際は、複数人なら順番に写真を撮り合うか、自撮り棒などを活用するようにしたらよいと思います。

もちろん現地の友人に頼んだりガイドを雇うのも手ですね

 

野良ギャンブル&睡眠強盗

なんだそりゃ?って感じですがこれもよく聞くトラブルです

BARで呑んでると日本語で話しかけられ以前日本に住んでたと言われ仲良くなるとホームパーティあるから遊びに来るように誘われます

まぁ文字にするとそんな怪しい話に乗る人なんて居なさそうですが、

 

「ワタシ日本ニイタトキ、日本人ハ親切ニシテクレタ。フィリピン好キニナッテホシイカラ、ワタシハアナタヲモテナシタイ」

 

的な事を言って招くそうです。

お酒も入り、海外旅行という非現実、知らない土地で日本が好きだと言う新しい友人

こんな色々な条件が重なると日本人は断れない人が多いみたいですね

 

家に遊びに行くとカードゲームやろう!と誘われポーカーを勧められます

カジノした事ないならルールを教えてあげるから明日からカジノ行けるとか適当な事を言われ渋々ポーカーをするハメに

イカサマされて巻き上げられるだけなら良いのですが、睡眠薬を飲まされ身ぐるみを剥がされたケースもあるそうです。

栓の空いた飲み物に注意!と言いたい所ですが、相手の自宅に訪れた段階で負けでしょうね。

 

睡眠薬強盗に関しては、BARで知り合った陽気なフィリピン人に酒を御馳走してやると渡されたビールに薬が混ぜられたり、知り合った女性の行きつけのBARの店員がグルだったり

観光地で知り合ったフィリピン人の手作りのマンゴーの手巻き寿司に混ぜられたりとバリエーション豊かなサービスが提供されてる様です。

 

特に色々な諸先輩方の記事をみるとマンゴーキャンディとマンゴーロール寿司をよく見ます

マンゴーの甘みと酸味が睡眠薬の苦味を消すらしく頻繁に使われてるそうですね

 

基本的に、向こうから来る親切には気をつけましょう

フィリピンの方は陽気な方も多く、私も沢山友人が居ますがこちらが困ってもないのに日本語で親切に声を掛けてくる人は居ません

こちらが困った時に助けてくれる親切な方は沢山いますが、向こうから都合よく日本語で来る親切には注意してほいしなと思います

 

まとめ

ネガティブな内容ばかりになりますが

マニラだから危険な訳でもなく、セブだから安全な訳ではないです

日本は世界屈指の治安の良い国ですし、フィリピンに限らず私達の認識する“安全”と海外での常識にギャップがあるだけの話なので気を付けて居ればトラブルに巻き込まれる事は無いと思います

観光地で日本語を発すれば、周りからは観光客だとわかるので観光客とターゲットにした犯罪には巻き込まれやすくなります。

  • 物価の違いを正確に理解しておく
  • 危なそうなエリアには近づかない
  • 日本語で話しかけてくる現地人に注意

これだけしっかりと気を付けておけば快適に過ごせる楽しい街になります

観光地だから安全という先入観は取り除き、楽しいフィリピン旅行にしてくださいね!