【フィリピン地酒】フィリピン初のプレミアムラム酒“ドン・パパ”を飲んでみた
フィリピンに何度も渡航しているとふと気付いたんです
“フィリピンってサトウキビの産地だしラム酒美味いんじゃね?”
フィリピンのサトウキビの生産量は200万トン強と全世界の砂糖生産量の1%程度ではありますが東南アジアにおける生産量ではタイ、インドネシアに次ぐ第三位のサトウキビの産地であり、日本への輸出量も世界第3位です
そんなフィリピンならきっと美味いラム酒があるはず!とお酒大好きな私が探して愛飲している“ドン・パパ”を今日は紹介します
フィリピン初のスモールバッチ ラム酒 ドン・パパ“Don Papa”
ラム酒と言えば個人的にはキャプテンモルガンやマイヤーズ、バカルディ等をイメージするかと思いますが“ドン・パパ”はフィリピン中部のヴィサヤ諸島にあるサトウキビの名産地、ネグロス島で作られるフィリピン初のスモールバッチラムです
プレミアムラムブランドとして2012年にフィリピンでリリースされ高品質なサトウキビを原料に3回蒸留された原酒をカンラオンマウンテンの山麓でアメリカンオーク樽に瓶詰め、7年以上熟成させたとっても美味しいラム酒です
この名称の由来はフィリピンの革命家の通称「パパ・イシオ」が由来であり、ラベルにも肖像画が大きく描かれています
つまりドンパパは偉人の名前を宿したお酒なんです
スモールバッチラムってどんなラム?
スモールバッチとは元々アメリカのお酒“バーボン”でよく使われる言葉で本来は少量生産のこだわりのバーボンウィスキーの事を指します
最近ではこだわり抜いた少量生産のお酒って意味でスコッチやジンなど他の蒸留酒でも使われてますね
私は元々バーボンが好きで色々なスモールバッチバーボンを所有してますので“スモールバッチ”と聞くと
『ほー!こだわってる酒なんやな!とりあえず買っておこ!』
とほぼ脳死で購入してしまいます
スモールバッチラムをとは“こだわって美味いラムを作ったで!高いけど買ってみてな!”
という意味になりますのでひとつのクオリティの参考になりますよね
スモールバッチ ラム“ドン・パパ”のお味は?
個人的な感想にはなりますが大前提としてかなり美味しいです
バニラのような甘みを含んだ香りで栓を抜いた瞬間から甘口な熟成させた味わいだと容易に想像出来ます
グラスに注ぐとバニラの香りにわずかにオレンジピールな感じ
樽感もしっかり感じるのでウィスキー飲みなら好きになりそうなお酒
アルコールの刺激はほとんど感じず度数を忘れてしまう程のやわらかい飲み口です
かなり甘みが強く鼻から抜ける香りかドライフルーツにかすかなシナモン
かなり複雑ですが甘み、深みがしっかり味わえるラム酒です
ドン・パパはどこで買えるの?
フィリピンでの価格は日本円で約3500円
これはローカルのフィリピン人が3、4日働いてやっと買える金額です
なので現地でもコンビニやスーパーには並ばず
高級住宅街の食料品店やワインショップ、空港の免税店等で購入が出来ます
ドンパパは“フィリピン初のプレミアムラム”というブランディングが成功しているのもあり日本でもネットで手に入ります
まぁそれなりの値段になってしまいますがギリ許容範囲でしょう
日本ではラム酒専門のBarなんかでも飲めますので是非一度口にしてほしいお酒です